はじめに、団委員長のご挨拶
ボーイスカウト運動の誕生は、小さなキャンプが始まりでした。
イギリスのボーイスカウトの創始者(Robert Baden-Powell)ベーデンパウエルという人が「少年の長所を育て、立派な社会人に成長させるには、自然の中で自発的な活動に取り組むことが必要である」という考えから1907年にイギリスのブラウンシー島という無人島で、20人の少年達と実験的なキャンプを行いました。ブラウンシー島での小さなキャンプとして開始されたものは、今日の100年を経過してほぼ世界中のスカウトたちがいる運動に成長したのです。
1976年の所沢の地に所沢第5団が発団されて以来、多くのスカウトたちが巣立ち社会で活躍をしております。ボーイスカウトの基本原則である「他の人に役立つ社会に貢献をする人間となる」スカウト精神に基づき、地域に根ざした多くの支援者の元に楽しい思い出とたくさんの仲間を創っていければと願っております。
ボーイスカウト 所沢第5団 団委員長 蓼沼 利明
目的
ボーイスカウト日本連盟は、ボーイスカウトの組織を通じ、青少年がその自発的活動により、自らの健康を築き、社会に奉仕できる能力と人生に役立つ技能を体得し、かつ、誠実、勇気、自信及び国際愛と人道主義を把握できる健全な青少年の育成を目的とする。
基本方針
ボーイスカウト運動は、成人指導者の協力によって“ちかい”及び“おきて”の実践を基盤とし、ベーデンパウエルの提唱する班制度教育と、各種の進歩制度と野外活動を幼年期より青年期に達する各年齢層に適応するように、ビーバースカウト、カブスカウト、ボーイスカウト、ベンチャースカウト、ローバースカウトに分け、それぞれに則した、しかも一貫したプログラムに基づいて教育することを基本的方針とする。(財ボーイスカウト日本連盟教育規定より抜粋)