あれはちょうど1年前の福島被災地キャンプの時の事です
「秘密基地を作りたいです!」
という熱い要望がスカウト達からありました
いろいろプランを練りながら日々の活動の中で様々な訓練を積んで今回の活動は2泊3日の日程で秘密基地キャンプに至りました
これまでのボーイ隊の活動の集大成です
これまでの野営地と違いほぼ完全に人の手が入っていない大自然です
(今回の使用にあたり特別に許可を頂いております)
これまでに学んできた知識を総動員しています
方角や風向きは?
傾斜は?
土壌の状態は?
害虫害獣の類は?
考慮すべきポイントは多岐に渡ります
重要なのはどの様に対処するか、です
深夜未明から雷雨の予報出ていますが果たして彼等は生き残れるのでしょうか?
次はより良い秘密基地を作ってくれると信じましょう
強風なのに?
いつ雨が降るとも知れないのに大丈夫?
とん汁も作る計画だったらしいですが…どうした?
しかしながら彼等の中に燃えたぎる燻製へのパッションが絶える事はない様です
苦労した分ほど美味しいです
このぐらいの応用力をスカウト達にも身に付けて欲しい、と思うのです
何事も必然的な状況こそが彼等を育てるのです
風の音がとてつもないので寝れないかな?と思っていましたがぐーぐー寝音が聞こえてきましたので一安心
「土に根を下ろし風と共に生きよう」
とは確かジブリ映画のナウシカに出てくるセリフだったと思います
今回のキャンプはとにかくジブリ感満載です
何事も経験です
今回の秘密基地の設営にあたりペグとビニールシートの使用は制限していたのですが…(屋根にビニールシート張ったのは大目にみました)
ナイフで枝を削ってペグを作り横風を防ぐようシートを張り対処しました
朝食にホットサンドを作るくらいの精神的余裕はあるみたいです
その2に続きます